八甲田山脈の雪解け水と
良質な土で育つにんにく
8月
土壌づくり
にんにくの植え付け作業1ヶ月前に、畑に完熟たい肥を施しておきます。通気性を良くする為、固くなった土をふかふかに耕し、根が伸びやすい環境や保水性の高い土壌づくりをします。
9月
にんにくの植え付け
にんにくは秋に植え、青森の寒い冬を越し、収穫出来るのは翌年の7月になります。手作業で種の向きに注意しながらひとつひとつ丁寧に植えつけ、土をかぶせます。
2月
燻炭まき
青森は豪雪地帯。積雪量2mの雪を早く溶かす為に燻炭まきをします。2.5ha全て手撒きです。燻炭まきは害虫予防の効果もあります。農薬や科学肥料に頼らず栽培する為の大事な役割です。
5月
茎の間引き
5月になると茎も大きく成長してきます。この頃、一つの株からにんにくの茎が2本出ている状態から片方を間引きします。大きなにんにくに育てる為、ひとつひとつ丁寧に作業します。
6月
トウ立ち切り
間引き作業から約1ヶ月ほど経つと芽が現れます。「にんにくのトウ」といいますが、取らずにおくと種が生まれ茎が伸び栄養をとられてしまう為、トウを切る作業を行います。
7月
にんにくの収穫
7月の晴れわたる空のもと、にんにくの収穫時期がやってきます。収穫時期が少しでもずれると球が割れたりする為、時期を見計らい従業員総出で収穫作業をします。
熟成・発酵
収穫したにんにくは、美味しい黒にんにくを作るため入念に形や大きさを厳選し、一定の温度管理の元でじっくりと熟成・発酵されます。その後、品質検査を受けた後に出荷されます。